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秦  基博 1980年生まれのシンガーソングライター。2006年11月にシングル「シンクロ」でメジャーデビュー。2013年は4thオリジナル・アルバム「Signed POP」のリリースにはじまり、自己最長となる全国ツアー『HATA MOTOHIRO“Signed POP”TOUR 2013』の開催、初のセルフセレクション・アルバム「ひとみみぼれ」をリリース。2014年の活動にも注目が集まる中、第一弾シングル「ダイアローグ・モノローグ」のリリース及び約2年振りとなるアコースティック・ライブツアー“GREEN MIND 2014”を開催。今後の活動にますます期待が高まる。

その時々を歌にして、何か聞いてくれる人の中に残るような、
その人自身の曲になってくれるような、そういう音楽を作り続けていけたらいいなと。

4月に2014年第一弾シングルとなる「ダイアローグ・モノローグ」をリリースし、ますますその活動に注目が集まる秦 基博さん。早くもリリースされた第二弾シングル「ひまわりの約束」は、8月公開の3DCGアニメ映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌として書き下ろされ、発売前からリクエストが殺到するほど。繊細さと鋭さで情景を浮かび上がらせ、心に深く染みる歌声が魅力の秦さん、今回はその魅力の真髄にぐっと迫ってみました。

3DCGアニメ映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌担当が決まったときのお気持ちは?

ドラえもんという国民的キャラクターの映画の主題歌ということで、嬉しかったですし、ちょっと現実感が湧かないくらいでした。物心ついた頃からずっと親しんでいたキャラクターであり、ストーリーなので、、純粋にいい作品・いい歌を自分らしく作りたいなと思いました。

映画のために書き下ろされた「ひまわりの約束」ですが、この曲に込めた想いをお聞かせください。

ドラえもんとのび太という二人の関係性をイメージしながら作りました。お互いにとってかけがえのない存在であり、そんなふうにそばにいてくれる人の大切さや、そんな大切な人のために自分が何ができるんだろうかと、そういうことをテーマにした楽曲となっています。

秦さんご自身が実際に映画をご覧になったご感想は?

ドラえもんシリーズ史上初の3DCG映画の中で、キャラクターが本当に活き活きと、まるで実際にそこに存在しているかのように動いていたので、自分自身もすごく自然にその世界の中にいるように感じられて、じんわりあったかい気持ちになりました。「いい映画を見たな」と、本当に素直にそういう感想が持てる素敵な映画だったなと思います。

今回の楽曲制作時のエピソードを教えてください。

曲を作る前、八木監督や制作チームの方たちから、今回の映画のコンセプトが『新しくて懐かしい』ということ、3DCGという新しい技術を使いながらも、〝懐かしさや人の温もりを伝えたい〟ということを聞きました。だから自分の楽曲もそういうニュアンスを持ったものになるといいなと思い、オーソドックスな、懐かしさも覚えるような生楽器で構成しました。その中で、自分が今歌っていることに意味が出るようなサウンドメイクを第一に、コードワークにもこだわりつつ、映画のニュアンス、テイストに近づくようにというふうに考えました。

ドラえもんの道具の中で一番あったらいいなと思うものは何ですか?

一番あったらいいなと思うのは、「もしもボックス」です。「タケコプター」とか「どこでもドア」とか、そのときどきで魅力的な道具は山ほどありますが、「もしもボックス」がひとつあれば大抵のことが叶ってしまうんじゃないかという気がするので(笑)、実際にあったらいいなと思います。

それでは秦さんご自身のことについてお伺いします。秦さんがミュージシャンを目指そうと思ったきっかけは?

12歳くらいの頃からずっと曲を書いたり歌ったりしてきたので、ある瞬間に「ミュージシャンになりたい」と思ったというよりは、自然にその想いが強くなっていったような気がします。18歳のときに初めて横浜のライブハウスにギター一本で出たのですが、、自分が創作した楽曲を人に聞いてもらえること、自分を表現することの喜び、緊張感、そういうものにドキドキして、「ミュージシャンになりたいな」とより想いを強くしたのは覚えています。

デビューから今までで一番印象深かった出来事は?

今まで3度日本武道館でワンマンライブをやっているんですが、デビュー5周年の年に全編弾き語りのライブを武道館でやったというのは非常に印象深かったですね。いつかギター一本で武道館のステージに立てたら、という目標を持っていたので、それが実現したときの喜びや緊張感、また一緒にお客さんが歌ってくれたときの一体感、それは今でも忘れられないです。

デビュー当時と今を比べて、一番変わった点、また逆に変わらない点は何ですか?

続きinformation ひまわりの約束 本作は、8月公開の3DCGアニメ映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌として書き下ろされたバラード・ナンバー。当たり前のように過ぎてゆく日常の中で、友人・家族・恋人・・・気が付くといつもそばに居てくれる、大切な人から与えられる優しさや温もりをテーマに制作された楽曲で、ドラえもんを今観ている世代はもちろん、これまでドラえもんを観たことがある全ての世代に向けた、シリーズ史上初の3DCG化となる、懐かしくも新しいドラえもんとのコラボレーションがここに実現した。■【期間限定生産盤】1,500円【通常盤】1,300円 ■好評発売中
■アリオラジャパン/オーガスタレコード

最初は、シンガーソングライターとはなんでも一人でやるものと思っていたんですが、デビューして、いろいろな人との関わり合いの中で音楽を作っているんだと知ることができたのは一番変わった点かもしれません。逆に変わらない点は、音楽がすごく楽しくてずっと続けているっていう意味では、それは初めてギターを持ったときからそんなに変わらないかなぁと思います。

楽曲制作時にいつも心がけていることや大切にしていることは何ですか?

自分の中にある感情や景色が曲になっていくので、自分が「これって曲になるな」と心がふれた瞬間をどうやったら聞いてくれる人にも同じように伝えられるかということをすごく考えています。どんな景色なのか、どんな気持ちなのか、また、音ではなかなか伝わらない空気だったり匂いだったり、そういうものまで含めて伝えられるといいなといつも思っています。

ライブ活動を行う際の一番の楽しみは何ですか?

やっぱりライブっていうのはまさに生き物で、そのときにしかないものが生まれてくるので、それを体感できるのが何よりの楽しみだなあと思います。そこに来てくれているお客さんの反応や空気感というか、そういうものを直に感じながら歌えるというのは一番の醍醐味です。

福岡または九州の印象や好きなところについてお聞かせください。

せください。 僕自身が宮崎県の出身なので、福岡や九州には親近感を覚えます。ライブをしていても、常に熱い一体感があるのですごく楽しいです。あと音楽以外では、九州のたまり醤油がすごく好きで、美味しいお刺身などを子どものころからの自分の慣れ親しんだ醤油で食べられるっていうのもいいんですよね。

秦さんが今後、音楽を通じてやりたいことは?

自分の中から出て来るものが曲になっていくわけですけど、その時々を歌にして、何か聞いてくれる人の中に残るような、その人自身の曲になってくれるような、そういう音楽を作り続けていけたらいいなと。やっぱり続けていくことが自分にとっても一番の目標なので、そんな風にその時々を歌ってずっと音楽をやれたらいいなと思います。

影響を受けたり目標としているアーティストさんは?

僕の所属するオフィスオーガスタには、杏子さん、山崎まさよしさん、COIL、スキマスイッチはじめ、たくさんの素晴らしいアーティストがいます。なので、いろいろな場面ですごい演奏や歌、作品に触れることができ、影響や刺激を受けることが多いです。

今後はどんな活動を続けていきたいとお考えですか?

これはほんとに基本的なことなんですけど、オリジナルアルバムを作る、そしてそれを持って全国ツアーにまわるという、ミュージシャンとしての大きなふたつの車輪を大切に、どちらも両立させながら活動をずっと続けていくっていうことかなあと思います。その時々に自分の表現したい音だったり、伝えたい言葉を研ぎ澄ませた形でみんなに届けられたらなと思います。

では最後に読者の皆さんへのメッセージを!

「ひまわりの約束」は、大切な人を思い浮かべながら聴いてもらえたら、きっとみなさんの中でも思いが広がると思いますし、映画館でもまたこの曲を味わっていただきたいなと。『STAND BY ME ドラえもん』は非常に素敵な作品ですので、映画もぜひチェックしてください。そしてまた九州でもライブをやる機会があると思いますので、その時はぜひ観に来てください。

 

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