アスリート紹介

銅メダル

ゴールボール

浦田 理恵

Urata Rie

プロフィール
1977年熊本県出身、福岡市在住。20歳を過ぎて急激に視力が低下し、網膜色素変性症と判明。26歳でゴールボールに出会い、2008年から3大会連続でパラリンピックに出場。2012年ロンドン大会で金メダル獲得。4大会目となる東京大会でもメダル獲得を目指す。

Q. ゴールボールを始めたきっかけは?
2004年のアテネパラリンピックで日本代表が銅メダルを獲得したニュースを観て、視覚障がい者でもスポーツができるんだということを知りました。目が見えないのになんでこんなことができるんだろうという衝撃と、世界の舞台で輝いている選手たちの姿に感動して、私もあんな風に輝いてみたいと思うようになったのがきっかけです。
Q. ゴールボールの楽しさは?
見えないことが強みになるところです。ゴールボールは、音を武器に様々なことを表現できるスポーツです。私自身、目が見えなくなった当初は誰かがいないと何もできないと思っていたのですが、一緒にプレーする仲間やコーチ、スタッフの声を聞きながら、音を使って自分たちでゲームを作ったり、自らの意思で動くことができる楽しさを、ゴールボールを通じて知ることができました。もちろん、見えないことでの難しさもあります。ボールがどこから出てくるか、自分たちが投げたボールがどこへ行ったのかを探り、瞬時にポジションに入ったり、緻密なコントロール力をつけていくことはまだまだ課題ではありますが、100%がないからこその面白さもあると思っています。

これまでの主な実績

2008年
北京パラリンピック 7位
2012年
ロンドンパラリンピック 金メダル
2014年
インチョン2014アジアパラ競技大会 3位
2015年
アジア・パシフィック選手権大会
1位
2016年
リオデジャネイロパラリンピック
5位
ジャパンパラゴールボール競技大会 2位
2017年
ジャパンパラゴールボール競技大会 1位
アジア・パシフィック選手権大会
1位
2018年
インドネシア2018アジアパラ競技大会 1位
日本ゴールボール選手権大会 2位
Q. パラリンピックに向けて取り組んだことは?
昨年の6月から長期滞在型での強化合宿を行いました。チームで長く時間を過ごすことで、お互いの思っていることや戦術的なところを深く話すことができ、コートの中でのよりスムースなコミュニケーションにつながったと思います。東京大会が延期になると聞いた時は不安もありましたが、逆にその分準備することができるんだと前向きに捉え、1年後にベストを持っていこうとチームですり合わせながら練習を続けてきました。私たちは他国の選手に比べて体が小さめなので、ディフェンスに穴を作らないよう、システマチックにコミュニケーションを取りながら守ることが重要になります。ディフェンスでしっかり抑えて自分たちの攻撃のリズムを作り、得点を重ねるというのが日本の勝ち方だと思っているので、そういった動きにも注目してもらえると嬉しいです。
Q. ゴールボールを通して伝えたいことは?
ゴールボールは「言葉にしないと伝わらない」という、生きていく上で大切なことを教えてくれます。見えないからこそ、見えてくるものがある。相手のことを思いやり、自分がどう思っているかを言葉にしてきちんと伝えることの大切さを、私もゴールボールを通じて学ばせてもらっています。団体競技のスポーツが一人ではできないように、社会の中でも人と人との関わり合いの中で生きていますよね。そういった意味では、ゴールボールは教育的要素も持ったすごくいいスポーツだと思います。視覚障がいの有無に関わらず、アイシェードをすれば誰でもできるので、ぜひいろんな人に楽しんでほしいですね。
Q. 浦田選手にとっての
「福岡名物パワー飯」は?
私は食いしん坊なので一つに絞るのは難しいですが(笑)、やっぱり一番のパワー飯は水炊きですね。最近はコロナで全く行けていませんが、『水月』や『鳥善』の水炊きが特に好きです。タンパク質やビタミンがバランスよく摂れて、栄養の面でもすごくいいと思います。
競技種目:ゴールボールとは
1チーム3人の視覚障がい選手による対戦型競技。選手は視力の程度に関わらず目隠しをしてプレーする。バレーボールと同じ大きさのコートで、鈴が入ったバスケットボール大のボールを相手のゴールめがけて投げ合い、得点を競う。
  • 浦田選手が出場するのは
  • 93 日(木)
  • 銅メダルおめでとう!

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