アスリート紹介

テコンドー

田中 光哉

Tanaka Mitsuya

プロフィール
1992年、福岡県久留米市にて先天性両上肢尺側欠損障がいで生まれる。障がい者スポーツの指導員として働いた後、2017年よりパラテコンドー選手として活動を開始。全日本テコンドー協会強化指定選手。

Q. テコンドーを始めたきっかけは?
大学在学中に障がいとスポーツとの関わりについて興味を持つようになり、東京でのパラリンピック開催が決まったのを機に、障がい者スポーツの普及・支援活動を行う企業に就職しました。最初は自分が選手になるなんて思ってもいませんでしたが、仕事でパラアスリートの方々と接するうちに「自分にもチャンスがあるのなら、パラリンピック出場を目指したい」と考えるようになったのがきっかけです。他にも様々な競技を検討したのですが、小学生の頃からサッカーをしていたので、これまで培った脚力を活かせるという点で一番可能性を感じたのがテコンドーでした。
Q. テコンドーの楽しさは?
戦術の奥深さです。テコンドーはじゃんけんに近いところがあって、相手がパーを出そうとするのを読んでチョキを出すというように、心理的な駆け引きが面白いスポーツだと思っています。これはサッカーで磨いたスキルでもあるのですが、相手の弱点を考えながら嫌がることをするのは得意ですね。性格が悪いとよく言われます(笑)。とはいえ競技を始めてまだ4年なので、日々新しい技術を習得して、力をつけていくこと自体が楽しいです。今は伸び代ばかりだと思ってやっています。

これまでの主な実績

2018年
第11回 全日本テコンドー選手権大会(日本)パラ -75kg / 2位
4th アジアパラテコンドー 選手権(ベトナム)K43 M -75 kg / 3位
ヨーロッパパラテコンドーオープン(ブルガリア)K43 M -75 kg / 3位
キムウンヨン国際パラテコンドーオープン(韓国)K43 M -75 kg / 1位
パンアメリカパラテコンドーオープン(アメリカ)K43 M -75 kg / 1位
2019年
アフリカパラテコンドー オープン(エジプト)K43 M -75 kg / 3位
U. S.オープンパラテコンドー 選手権(アメリカ)K43 M -75 kg / 1位
5th アジアパラテコンドー選手権(ヨルダン)K43 M -61kg/ 3位
パラリンピックテストイベント ReadySteadyTokyo(日本)K44/43 M -61kg/ 3位
2020年
サンマリエカップ(日本)K44/43 M -61kg/ 1位
Q. 自身の強みは?
僕は61kg級の中では176cmと比較的背が高く、足も長い方なので、足技が肝のテコンドーでは有利だと思います。競技歴が短い分、世界のトップ選手と比べてスピードや技術に差がないとはまだ言い切れないので、足の長さを生かして自分の間合いに入れない戦い方をストロングポイントにしています。あとは俯瞰で冷静に相手を見ること。性格的にも熱くなるタイプではないので、入り込みすぎず、落ち着いて戦うことを意識しています。
Q. テコンドーを通して伝えたいことは?
障がいを持つ子供たちに、チャレンジすることの楽しさを伝えたいです。やりたいことを見つけるのって大変で、障がいを持っているとなおさらだと思うんです。だからこそ自分の姿を見せることで、色々な可能性があることを知ってもらいたい。「チャレンジしていいんだ」と思ってもらえたら嬉しいですね。困難な境遇にいる子供たちが少しでも楽しく生きられるきっかけ作りを、パラアスリートとしてはもちろん、一個人としても続けていけたらと思っています。

Q. 田中選手にとっての
 「福岡名物パワー飯」は?
南久留米駅の近くにある『つじやま』の焼き鳥です。今は神奈川に住んでいるので、福岡の焼き鳥が恋しくなります。特に好きなのは豚バラと皮ですね。『つじやま』はお正月など家族で集まる時によく行くお店で、子供の頃から大好きです。年に2回ほどしか帰省できないので、地元に戻った際には必ず行くようにしています。

競技種目:テコンドーとは
朝鮮半島の古武術や中国武術、空手を基礎にした韓国発祥の近代武道で、華麗かつダイナミックな蹴り技が魅力。現在では200を超える国と地域に普及し、競技人口は推定8000万人とされている。
  • 田中選手が出場するのは
  • 92 日(木)
  • 17:45

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