アスリート紹介

車いすラグビー車いすラグビー

乗松 聖矢

Norimatsu Seiya

プロフィール
1990年生まれ、熊本県出身。手足の筋力が低下する先天性のシャルコー・マリー・トゥース病により、12歳から車いす生活に。16歳で車いすツインバスケットボールを始め、23歳の時に車いすラグビーへ転向。24歳で日本代表デビューをはたす。1.5クラス、日本代表の“ディフェンス職人”として欠かせない存在。

Q. 車いすラグビーを始めたきっかけは?
16歳から車いすツインバスケットボールという競技をやっており、今も続けているのですが、その時に知り合った福岡の現役の車いすラグビー選手に声をかけてもらったことがきっかけです。2013年の12月、23歳時に沖縄のクラブチームに入り、車いすラグビーを始めました。

これまでの主な実績

2016年
リオパラリンピック 銅メダル
2018年
GIO2018IWRFウィルチェアーラグビー世界選手権 優勝
2019年
2019 IWRF アジアオセアニアゾーン選手権大会 準優勝
車いすラグビーワールドチャレンジ2019 3位
Q. バスケットボールと似ているところは?
バスケットボールも、ラグビーも味方と協力し合うことで生まれるチーム戦術が大切です。1対1の勝負をしてしまうときつい部分があり、2体2から2体1にもっていくような、味方との連携プレーを大切にしながら相手を崩していかないといけません。そういった「オフェンスを組み立てる」という基本的な戦術に似たようなところがあるので、バスケットボールの経験が今に生かされていると思います。
Q. 車いすラグビーの魅力とは?
様々なスポーツがある中でも、車いすラグビーは屈指の激しさで知られており、なかなか日常では味わうことのない体験ばかりです。自分も初めて見た時はすごい衝撃を受けましたが、今では自分自身もエキサイトできるようになり、日常で味わえない快感を楽しんでいます。重い障がいを持つ選手たちが、障がいをものともせずに車いすをぶつけ合いながら激しくプレーするという非日常性がこの競技の魅力ではないかなと思います。またスポーツを通し、たくさんの人との交流の場が増え全国各地に知り合いができたことも自分にとっては大きいです。人生の幅が広がりましたし、世界観も変わりました。
Q. パラリンピックに向け努力した点や、「ここを見て!」は?
実践練習ができなかったので、その感覚をなるべく落とさないようにしていました。プレーの映像を見たり、自宅でのトレーニングを行っていました。トレーニングでは肩周りの筋肉だけでなく、インナーマッスルも鍛えました。これまで大きい筋肉に頼って車いすをこいでいたのですが、小さい筋肉もしっかり使えるようになったことで試合終盤になっても体力を落とさず取り組むことができると思います。パラリンピックでは細かいミスが許されない、終盤にかけての緊迫した点争いが見どころになると思います。
Q. 乗松選手にとっての
「福岡名物パワー飯」は?
チームのみんなと食べるもつ鍋ですね。美味しいものを食べて、英気を養っていました。現在、自分は「福岡ダンデライオン」という九州で唯一の車いすラグビーチームに所属しているのですが、コロナ禍でなかなか会う機会が持てていません……。また以前のように忘年会や新年会等でもつ鍋が食べられるようになったらいいですね。
競技種目:車いすラグビーとは
パラリンピック競技で唯一車いす同士がぶつかるタックルが認められている。選手には障がいの程度に応じて個々に点数が与えられている持ち点制の競技。頑丈な競技用車いすを使用し、ボールは丸い専用球を使用。
  • 乗松選手が出場するのは
  • 829 日(日)
  • 銅メダルおめでとう!

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